宇津木式肌断食
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皮脂を放置すると肌トラブル

実は皮脂を放っておくと肌トラブルになります。

毛穴が詰まって角栓はできるし、ニキビはできるし、メイクは崩れるし毛穴に何も塞ぐものがなければ、皮脂はどんどん
スムーズに皮膚表面に排出されます。常在菌の一つであるアクネ菌は、酸素を嫌う性質を持っているので、酸素が届きにくい毛穴の中に住んでいて、毛穴から分泌される皮脂を栄養源にして暮らしています。 この栄養を取り込む時、
アクネ菌はリパーゼという脂肪分解酵素を分泌しています。
油脂というのは、脂肪酸とグリセリンが結合したものです。アクネ菌が出すリパーゼによって油脂が分解されると、
遊離脂肪酸とグリセリンが生成されます。グリセリンは非常に水に溶け易い性質を持っており、汗で直ぐに洗い流されてしまい皮脂には含まれません。

では残りの遊離脂肪酸。実はこれによって、皮膚の表面が弱酸性になることができるのです。
病原菌はアルカリ性環境を好みますから、弱酸性に保つことで、病原菌を排除することができます。
しかし役目を終え、過多になって滞留する遊離脂肪酸は、かえって皮膚への刺激となり痒みを引き起こします。
痒みはシグナルであり、早めの除去しないでほおっておくと、毛穴付近の角質は角化サイクルが乱れて分厚くなり、
やがて剥がれ落ち、遊離脂肪酸と混ざり角栓となります。
この状態のまま、炎症を起こさなければ、やがて角栓も気がつかないうちにポロッと取れてしまいます。

それでは、どうして炎症を起こしてしまうのでしょうか? それが酸化です。
実は、ここにスクワレンが関係していきます。皮脂の中で最も酸化し易いスクワレンがまず一番に酸化します。
酸化されたスクワレンは、他の脂質の酸化反応を促進することになり、これはドミノ倒しのように連鎖的に進行します。
その連鎖は、遊離脂肪酸にも及びます。酸化した遊離脂肪酸は刺激性を更に増し、毛穴の炎症を引き起こします。
また角栓によって毛穴が塞がれたため、酸素を好まないアクネ菌は更に増殖して、どんどん遊離脂肪酸を生成します。
それがまた酸化して、どんどん炎症が強くなって行きます。
こうなると、ただの角栓 → 炎症を起こしたニキビに発展してしまうのです。

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